タミフルで感染能力抑えたりCRP低下できるか

インフルエンザの予防や感染時の症状の軽減に、タミフルは役立つとされています。タミフルはイナビルなどと同様に「ノイラミニダーゼ阻害薬」です。インフルエンザウイルスが遊離するのを抑制することで効果を発揮します。ここで言うところの遊離とは、結合が切れてウイルスまたはウイルス団が分離することや、結合をつくらずに存在することです。遊離することよって活性化し、感染の症状として表れます。「遊離を抑制する」というイメージから、感染能力を阻害できるのではないかと受け止められることも多いのですが、感染した人の身体の中で起こることであって、感染能力とは全く関係ありません。完治による感染能力の低下であって、タミフルが感染能力までも低下させることはありません。またインフルエンザは冬に流行しますが、これはインフルエンザウィルスの高温度や高湿度を嫌う特性にあります。湿度が高いとインフルエンザウィルスは湿度に絡まれて重くなり、地面に落ちてしまいます。浮遊できないのです。20℃を下回る温度で、20%を切るような湿度の環境が一番活動しやすいものです。こういった環境が得られやすいのが冬ですので、流行はおのずとそのような季節になります。インフルエンザに感染すると、CRPが上昇することがあります。しかしこれはインフルエンザによるものではなく、肺炎などを併発していることが懸念されます。近頃ではインフルエンザと肺炎球菌による肺炎は併発しやすいことがわかってきました。CRPの上昇がそれを教えてくれることも多いので、インフルエンザが以外のCRPが上がる原因を突き止めなくてはなりません。インフルエンザが治っても、そちらが治らなければ重病化してしまうことになります。